2. 65歳以上の無職世帯。平均貯蓄額の推移と資産配分は?
65歳以上・無職世帯の貯蓄について詳しくみていきましょう。
2.1 平均貯蓄額の推移
- 2016年:2350万円
- 2017年:2337万円
- 2018年:2233万円
- 2019年:2218万円
- 2020年:2292万円
- 2021年:2342万円
2016年以降のデータにはなりますが、平均貯蓄額は2000万円超で一定となっています。
2.2 2021年 金融資産の種類別保有額
- 通貨性預貯金:623万円(26.6%)
- 定期性預貯金:924万円(39.5%)
- 生命保険など:403万円(17.2%)
- 有価証券:388万円(16.6%)
- 金融機関外:4万円(0.2%)
資産配分では定期性・通貨性をあわせた預貯金が6割でもっとも高くなっていますが、前年比では預金の割合は若干低下しています。
一方、有価証券においては前年比で11.5%の増加、生命保険なども1.5%増加しており、老後も資産を運用しようとする姿勢が伺えます。