4. 繰上げ受給をする人は多い?少ない?
実際に繰上げ受給をする人はどれくらいいるのでしょうか。
厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に、繰上げ受給をする人の割合を見ていきましょう。
4.1 新法厚生年金保険(老齢厚生年金)受給権者の繰上げ・繰下げ受給状況
- 繰上げ…0.5%
- 本来…98.5%
- 繰下げ…1.0%
4.2 国民年金 受給権者の繰上げ・繰下げ受給状況
- 繰上げ…11.7%
- 本来…86.7%
- 繰下げ…1.6%
国民年金の受給者は、約1割が繰上げ受給しているとわかりますね。
一方の厚生年金は0.5%という結果となりました。会社員の場合、仕事を続けたり、退職金をもらったりする方も多いのでしょう。
繰下げ受給も両方1%程度でした。65歳から受給をはじめる方が多いようです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)