JTの株価動かす3大リスク2. 積極的な事業の拡大
JTは、たばこ事業以外にも、医薬事業や加工食品事業といった事業を多角的に展開しています。
JTはこういった複数事業に関して今後も投資する計画ですが、その投資に関連し、当初想定されたリターンを得られるという保証はありません。
また、JTはRJRナビスコ社の米国外たばこ事業やGallaher社など、事業拡大に向けてM&Aを積極的に展開してきました。
JTは今後もこのような展開を見せる可能性がありますが、こちらも多角的事業と同様に計画通りのリターンを得られない可能性もあります。
JTの株価動かす3大リスク3. カントリーリスク
JTは世界各国で事業展開しています。
そうした中、特に海外たばこ事業の重要性は増してきています。
しかし、展開する地域の政治・経済・社会・法制度などの変化や、テロ・戦争に伴うカントリーリスクが高まった際には、サプライチェーンや流通網の遮断、資産や設備の毀損などにより、業績が悪化する可能性があります。