大学入学直後の私のTOEICスコアは450。しかし大学で言語学を研究し、語学留学を経た後に受けたTOEICのスコアは930まで上がっていました。全く対策せずに、軽い気持ちで受けたにもかかわらずです。

本記事では、なぜ私が対策ナシでTOEIC930点を獲得できたのか、その理由をお伝えします。

※本記事にて「TOEIC」と表記しているのは、基本的に「聞く・読む」の2つの英語力を測定する「TOEIC® Listening & Reading Test」を指しています。

TOEICスコアが劇的にアップした理由とは?

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文法力・語い力がアップしたから

私のTOEICスコアアップにつながる最初のきっかけは、おそらくイギリスへの語学留学です。ただし「留学したら英語を覚えられる」ということではありません。

私は大学2年生で言語学研究室に入り、教科書の多くが英語で書かれた書籍を使って授業を受けていました。当然、予習や復習で英語を読み込む日々が続きます。

そもそも専攻している分野が言語学ですから、英語の文の仕組みや構造について学ぶ機会にも恵まれていました。

充分な文法と語いの知識を、留学前に授業を通じて自然と蓄えていくことができたのがスコアアップにつながったと言えるでしょう。