レバナス投資で資産が傷ついた投資家にみられる3つの特徴

ここまで見てきたように、レバレッジは株価上昇局面ではうまく機能し、リターンが大きくでますが、下落局面になるとレバレッジをかけている分だけ損失は自分が思った以上にでることもあります。

今回の株式市場の株価調整局面で意外な落とし穴であったのが急激なインフレを伴った中央銀行も動いた金利上昇でした。

株価と金利は非常に密接に関係しているのですが、日本をはじめとして、これまでの超低金利が当たり前と思ってきた投資家にとっては寝耳に水ではなかったのではないでしょうか。

以下、レバナス投資において、今回資産を減らしてしまったポイントを3つ見ていきたいと思います。

【その1】ハイテク株に代表されるような成長株は金利上昇では下落するのを知らなかった

株価は原則的には将来のキャッシュフローで決まります。

そのキャッシュフローは割引率といって金利水準などで割り引かれます。

割引率の中心となる金利が高くなると、将来のキャッシュフローの割引後の価値が小さくなり、結果として株価が下がります。

いわゆる成長株と呼ばれる、将来のキャッシュフローが株価に占める比率の高い株式ほど株価が下落します。

今回、ハイテク株の下落が大きいのはそのためです。

【その2】金利が上昇すると資金を借りるコストが上昇するのを知らなかった

先ほども触れましたが、資金を借りてくるのにも利子が必要です。

その利子は金利水準で決まります。

以前は超低金利でしたのでそれほど気にならなかったものが上昇しつつあるということで、利子の負担は投資家に回ってきます。株価の下落とともに資産が減ることになります。

【その3】そもそもレバレッジの原理について理解していなかった

レバレッジも自己資金に対して何倍のレバレッジをかけているかも重要です。

2倍なのか、3倍なのか。

株価下落でレバレッジによる自分の損失がどれくらい膨らむのかというのはどれくらいのレバレッジをかけているかによります。

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制作:NP・UX推進室

青山 諭志