株価上昇局面で人気だったレバレッジ型投資信託とは

さて、皆さんはレバレッジについてご存じでしょうか。

レバレッジについてご存じない方のために簡単に解説をすると、「レバレッジをかける」とは自分の資金だけではなく、外部から資金を借りてきて、その資金も併せて投資をすることを言います。

また、資金を借りてくるためには、当然タダでは借りることはできません。投資家は資金を借りている間の金利の負担をしなくてはいけません。

株式投資をされている方は詳しいかもしれませんが、信用取引と同じです。お金を借りる期間が事前に決まっているのと利子はその間の分が必要というわけです。

レバレッジをかけることのメリットは、自分の投資資金よりも大きな資金を運用できるということで、狙い通りに株価が上昇すればより大きなリターンを手にすることができます。

一方、デメリットとしては、株価が下落すると自己資金だけで投資している場合と比べると損失額が大きくなることです。

そして、レバレッジをかけた状態の投資信託、いわゆる「レバ型」で、特にナスダックの株価指数を投資対象としている投資信託へ投資することを「レバナス投資」と呼んだりしています。