聞きとれるようになったら音読練習がおすすめ!

ここまでじっくり教材と向き合ったら、この日はこれで終わりでも構いませんが、時間をあけてでもぜひやるべきことがあります。

それは「声に出して読むこと」です。正しくそしてナチュラルなスピードで発音できるようになれば、初めて聞く音声でも聞き取れる量が格段に増えていきます。

以下の3ステップで練習してみましょう。

オーバーラッピング

まずは音声と同じペース・同じ発音で読めるように、音声と同じタイミングで音読をします。

シャドーイング

音声が聞こえた0.5秒後に音読します。初めはスクリプトを見ながら、徐々にスクリプトなしでできるようになるとよいでしょう。

ひとりで音読

最後に、自分ひとりで音読します。この頃には音声がどのような発音でどのようなペースであったかは覚えているはず。
繰り返し取り組むことで文章を自分のものにしていきましょう。

人間は忘れやすい生き物なので、数日たったらまた1〜3のステップで音読をしてみてください。忘れかけた頃に繰り返すことで記憶に定着します。

まとめにかえて

リスニングスキルを向上させるには、まず適切なレベルの教材を選び、次に問題を解きながら単語・文法・リエゾンの確認をし、最後は繰り返し音読をするのがオススメです。

ひとつずつのステップを着実にこなすことで、間違いなく実量がついてきます。

まずは50時間取り組んでみて、「英語が聞き取れるようになってきた!」という感覚を味わってみませんか。できるようになったと感じればさらにモチベーションが高まってくるもの。さらなる上達も期待できそうですね。

LIMO編集部