英語が聞きとれない理由とは?
聞き取れていなかった部分には、音声を聞きながらスクリプトを見て線を引きましょう。初めはびっしり線を引くことになってしまうかもしれませんが問題ありません。
聞きとれなかった部分を認識することは、問題解決へのスタート地点でもあります。聞き取れなかったところは必ず確認しておきましょう。
英語が聞き取れなかった場合の理由は、大きく分けて次の3つが考えられます。
単語自体を覚えていなかったから
これは地道に1つ1つ単語を覚えていくしかありません。正しいアクセントの位置に気をつけて、発音しながら覚えましょう。
文法が理解できていなかったから
I ( ) never been to Europe.「私は今までにヨーロッパに行ったことがありません。」という文があった場合、( )にhaveが入ることは現在完了の文法知識からわかります。
このようにリスニングで聞き取れなくても、文法の知識で補うことができる場合があります。スクリプトをじっくり読み、文法の理解が不十分なところをなくしていきましょう。
英語特有の『リエゾン』が聞き取れていないから
単語と単語がつながって聞こえる現象のことで、初心者がつまづきやすいポイントでもあります。
例えばWe will put off our picnic.「私たちはピクニックを延期するつもりです。」という文、 “put off”の部分は「プットオフ」ではなく「プローフ」と発音されます。
このように聞き取れなかった部分を繰り返し聞き、「プローフ」が “put off”と聞こえるようになることを目指しましょう。