1. みんなの「貯蓄額」はどのくらい?

はじめに、総務省が2020年5月に公表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果-(二人以上の世帯)」によれば、世帯当たりの貯蓄額について、以下のように報告されています。

  • 1世帯当たり貯蓄現在高・・・1755万円
  • 貯蓄保有世帯の中央値・・・1033万円

貯蓄1000万円を達成している人って案外多いかも?、なんて感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。

さらに次では、貯蓄のうち、「預貯金」の平均額についてみていきます。

2. 年代ごとにみた、「預貯金」の平均額

先の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、いわゆる預貯金の平均金額は1138万円でした。以下、その内訳をみていきましょう。
預貯金の内訳は・・・

  • 「通貨性預貯金」(普通銀行や郵便貯金銀行など)・・・494万円
  • 「定期性預貯金」(普通銀行や郵便貯金銀行など)・・・644万円

確かに平均値は1000万円を超えてることがわかります。では、この平均値は、年齢ゾーンによってどんなちがいがあるのでしょうか。次でみていきましょう