ゴミを減らす3つの方法

食材を買い込みすぎてしまったり、食べきれずに料理を残してしまったりと「普段よりゴミが多い」という経験がある方もいるはずです。しかし、事前に準備をすればゴミは大幅に削減できます。

そこで、ゴミを減らす3つの方法をご紹介します。

その1. 使い捨ての食器やキャンプ道具はなるべく使用を避ける

人数分の食器を用意できなかったり、洗い物が面倒という理由から、使い捨ての食器に頼りがちです。使い捨ての食器は洗い物が減って便利な反面、毎食使用しているとゴミの量が大幅に増えます。使い捨ての食器をやめるだけで、大幅にゴミを削減できます。

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また、使い捨てグリルも大きなゴミとなります。焚き火台を持っている場合は、なるべく使い捨てグリルの使用は避けましょう。

その2. 食材の下ごしらえは自宅で行う

キャンプでは、近くのスーパーで買い出しするのが定番です。しかし、キャンプ場の近くにスーパーがなく気軽に買い物にいけないことから、必要以上に食材を買い込んでしまうことも多いはず。

事前に買い出しをして下ごしらえを済ませておけば、必要以上に買い込むこともありませんし、現地での調理がスムーズになります。

調味料の紙箱、肉や魚などの食品トレーは、ゴミがかさばる原因です。事前に保存容器やフリーザーバッグなどに小分けして、必要な分だけキャンプ場に持ち込むとゴミを削減できます。下味や味付けにも便利で、キャンプ場ですぐ焼ける状態になるため、一石二鳥です。

野菜の皮や種、芯はとり、こちらもタッパーやフリーザーバッグなどに小分けして持っていくのがおすすめです。

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こうした下処理は、生ゴミを大幅に削減できるだけでなく、料理の時間を短縮できます。短縮した時間で焚き火の準備や他の遊びに時間を費やせられるメリットもあります。

肉や魚、野菜などは下ごしらえを済ませておくと、ゴミの削減はもちろん、買い込み防止や時短調理にもなるため、ある程度自宅で下ごしらえをして持っていきましょう。

炭や薪は燃やし切るか、再利用する

炭は自然の中で分解されないため、土に埋めたりするのは厳禁です。ほとんどのキャンプ場では、灰を捨てる灰捨て場が用意されています。必ず灰捨て場で処理をするか、火消し壺に入れて持ち帰りましょう。

灰捨て場に炭や薪を捨てる際は、完全に消火しているか確認してから捨てることがマナーです。

また、生ごみやお菓子の包装などを燃やすのはマナー違反です。臭いや有害物質が出る場合もあるので、分別して持ち帰りましょう。