30歳代・単身世帯の金融資産の内訳はどうなっているのか

さて、平均貯蓄額が606万円であることを見てきましたが、その内訳はどうなっているのでしょうか。

30歳代・単身世帯の金融資産ごとの内訳

金融資産ごとの内訳は以下のとおりです。

  • 預貯金:400万円
  • 金銭信託:2万円
  • 生命保険:23万円
  • 損害保険:3万円
  • 個人年金保険:20万円
  • 債券:16万円
  • 株式:93万円
  • 投資信託:33万円
  • 財形貯蓄:3万円
  • その他の金融商品:11万円

606万円のうち400万円が預貯金ということで、保守的な金融資産構成となっています。

もっとも、株式、投資信託を合わせると約130万円となっているので、資産運用を始めている層もいます。

これまで日本は預貯金や生命保険の保有額が大きかった傾向にありました。

ただ、今回の30歳代・単身世帯で株式が預貯金に次いで多く、また株式に次いで投資信託の保有額が多くなっています。

昨今の資産運用熱が反映された数値ともいえそうです。