30歳代・単身世帯の貯蓄の平均額は606万円だが、みんなそんなに持っているのか

先に見た358世帯の金融資産の分布は以下の通りとなっています。

30歳代・単身世帯の金融資産保有額の分布

  • 金融資産非保有:36.3%
  • 100万円未満:17.9%
  • 100万~200万円未満:7.3%
  • 200万~300万円未満:5.9%
  • 300万~400万円未満:4.2%
  • 400万~500万円未満:2.5%
  • 500万~700万円未満:5.6%
  • 700万~1000万円未満:7.0%
  • 1000万~1500万円未満:3.4%
  • 1500万~2000万円未満:2.5%
  • 2000万~3000万円未満:1.4%
  • 3000万円以上:3.6%
  • 未回答:2.5%

こうしてみると、30歳代の単身世帯で1000万円以上の貯蓄を持つ世帯が10.9%と、約1割いることがわかります。

また、当アンケートの30歳代の貯蓄の平均額は606万円となっています。

ただ、少ない順から(もしくは大きい順から)並べたちょうど真ん中の中央値は56万円となっており、この水準は平均の貯蓄額と比べると大きく少ない状況となっています。

もっともこの中央値には金融資産を保有していないという世帯も含むため、56万円という水準となっています。