花瓶の水を毎日替える
花瓶の水は、雑菌の繁殖によって汚れがちです。汚れた水は花を弱らせる原因になるので、毎日キレイな水に替えましょう。花瓶のヌメリも雑菌を増やす原因になるため、2日に1回は中性洗剤できれいに洗ってください。
花の種類に合わせて水の量を変える
花瓶の水の量は、花の種類によって変えるのがベスト。ガーベラやカーネーション、ヒマワリなど茎が柔らかい植物は、水に浸かった部分が腐りやすくなるので水は少なめにします。切り口から3~4センチ浸かるくらいがよいでしょう。
バラやアジサイなどの枝もの、チューリップやユリなど水をグングン吸い上げる植物は、茎の1/3~半分ほど浸かるようにします。花束など数種類の花をまとめて生けるときは5~7センチ程度の水量にし、様子を見ながら増減しましょう。
延命剤を使用する
切り花を長持ちさせる延命剤。大きく分けると2種類のタイプがあり、ひとつは水の腐敗を防ぐ抗菌剤タイプ、もうひとつは抗菌剤と植物に必要な栄養素を含んでいるタイプです。
両方とも、そのまま使えるもの、薄めて使うもの、金属製の花瓶には使えない酸性液体などがあります。用途や花瓶に合わせて選んでください。
飾る場所に気をつける
切り花を長持ちさせるには、花瓶を飾る場所も重要です。オススメはカーテン越しに日光が当たる風通しがよい場所。直射日光やエアコンの風が当たる場所は、花が乾きやすくなるので避けましょう。