2019年に「老後2000万円問題」が話題となってから、「年金はあてにできない、貯蓄に励まなければ」と考える方も増えたのではないでしょうか。

とはいえ、人生三大支出の中でも老後資金は「いつまでに、いくら準備するか」が曖昧なもの。

最近では60歳以降働く方も増えており、厚生労働省「令和3年版高齢社会白書」によれば65~69歳で49.6%が、70~74歳で32.5%が働いています。

出典:厚生労働省「令和3年版高齢社会白書」

「長く働けばいい」と考える方もいますが、歳を重ねるほどいつまで働けるかという不安はつきまといます。

やはり年金、そして貯蓄についてはきちんと確認しておきたいところ。

今回は一つの参考として、今の60~70歳代の平均的な貯蓄と年金をみていきます。