公的年金は、多くの人にとって老後の大切な収入減となります。しかしその受給額は個人で異なり、誰もが十分な額を受け取れるわけではありません。

実際、厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査の概況」によると、公的年金だけで暮らす高齢者は5割以下となっています。

では厚生年金と国民年金の受給額は、年収によってどれほどの差が生まれるのでしょうか。今回は厚生年金と国民年金の違い、さらには年収によってその受給額にどのくらいの差が出るのかを見ていきます。

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