最近若い世代で増えているのがつみたてNISAを利用した投資です。

投資信託などから自分で金融商品を選び、毎月積み立てていく積み立て投資。

つみたてNISA制度を利用すると、通常は運用益に20.315%かかる税金が年40万円まで、最長20年間非課税になります。

金融庁によれば、つみたてのNISAの買付額で2021年3月末~6月末の増加率で最も伸びたのは「20代(26.0%)」「30代(21.1%)」「40代(17.2%)」です。

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出典:金融庁「『NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果(令和3年6月末時点)』の訂正について」

出典:金融庁「『NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果(令和3年6月末時点)』の訂正について」

ただ、つみたてNISAは運用なのでリスクがあります。特にどの商品を選ぶかでパフォーマンスが異なるので重要となるでしょう。

今回はこれからつみたてNISAをはじめる方に向けて、あまりおすすめしないインデックス投信をご紹介します。

【注目記事】つみたてNISAやiDeCo「はじめる前に気付いておけば良かったこと」4選

1. 「つみたてNISA」の商品本数はどれくらいあるのか

つみたてNISAは、金融庁が厳選した金融商品の中から自分で選びます。

つみたてNISAの商品は全部で213本です。

  • 指定インデックス投資信託:183本
  • 指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等):23本
  • 上場株式投資信託(ETF):7本

出典:金融庁「つみたてNISAの対象商品」(2022年4月26日時点)

最も多いのは「インデックス投資信託」。

インデックス投資信託とは、日本株式ならTOPIXや日経平均、米国株式ならNYダウ、世界株式ならMSCI指数といった、株価指数などのベンチマーク(指標)に連動する運用成績を目指すものです。

一方アクティブ運用投信は、ベンチマークを上回る運用成績を目指すもの。手数料も高く設定されている場合が多いです。

今回はインデックス投資信託に焦点をあてて、選んではいけないものをご紹介します。

2. あまりおすすめしないインデックス投資信託1.みんなが勧めるものの、よくわからない

つみたてNISAでどのインデックス投資信託がおすすめなのかは、ネットやSNSをはじめとしてさまざまな媒体で紹介されています。

ただ、「みんながいいと言うのだからこれにしよう」と安易に選ばないようにしましょう。

つみたてNISAのような積立投資は、長期間運用することでリスクが抑えられる傾向があります。

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出典:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」

出典:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」

また、利息に利息がつく「複利の効果」も期待できます。

しかし途中で売ってしまったり、積立投資をやめてしまうと上記のような効果は弱まります。

10年、20年と毎月積み立てるのですから、中身をきちんと確認し、自分で納得いくものを選びましょう。

3. あまりおすすめしないインデックス投資信託2.信託報酬が高い

投資信託を保有している間は、投資信託の運用や管理などにかかる「信託報酬」という手数料がかかります。

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出典:金融庁「つみたてNISAについて(平成29年7月)」

出典:金融庁「つみたてNISAについて(平成29年7月)」

インデックス投信の場合、ベンチマークが同じ商品であればパフォーマンスはほぼ同じなため、信託報酬などのコストで差が出てきます。

「1%以下の手数料ならそこまで関係ないのでは」と思ってしまいますが、保有期間中ずっとかかるわけですから侮れません。リターンにも影響するので、できるだけ信託報酬が低いものを選びましょう。

4. あまりおすすめしないインデックス投資信託3.保守的すぎている

はじめての投資となれば、リスクを怖れて保守的になりがちです。

ただ、つみたてNISAの魅力は運用益に約2割かかる税金が非課税になること。メリットを活かすには、ご自身がとれるリスク内で保守的すぎない選択をするのも一つでしょう。

投資をはじめる際には家計を全体的に見て、貯金と投資の割合を考えてみましょう。家計全体でみると保守的すぎた選択をしていることに気付かれる方もいます。

5. リスクを見える化して自分に合った選択を

老後の不安が叫ばれる現代では、以前と違って投資でリスクも取りながら将来に備える方が今後も増えていくでしょう。

だからこそ、なんとなくではなく自分でしっかり調べて、納得のいく決断をされることをおすすめします。

リスクについてもどのようなリスクがあるのか見える化して、自分で取れるリスクを考えていきましょう。

参考資料

宮野 茉莉子