【子育て世代】食費や住居、交通費・通信費などひと月の支出
各世代のひと月あたりの支出の内訳は以下の通りでした。
消費支出は「20歳代23万6243円、30歳代26万5640、40歳代31万5517円、50歳代34万7987円」と、年齢が上がるにつれて増加しています。大きく金額が異なる「食費」「交通・通信費」「教育費」「その他の消費支出」の項目を見ていきましょう。
【食費】
子どもの成長とともに支出が増えるといえば、やはり食費。20歳代では5万円台だったのに、50歳代では8万円台と、約3万円増えています。
【交通・通信費】
食費に次ぐ支出となっているのが、スマホなどの交通・通信費。内閣府の「令和元年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、自分専用のスマホを持っている子どもの割合は、小学生40.1%、中学生81.8%、高校生98.6%となっています。
家族全員がスマホを所有することを踏まえて、スマホ代を考えることが必要だといえます。
【教育費】
家計の負担になる教育費は、わが子のためにとお金をかけてしまいがちです。また、受験時期にかかる学年では、さらに教育費が高くなる傾向がありますから、見極めが大事になってくるでしょう。
【その他の消費支出】
意外と見逃しがちなのが、その他の消費支出です。この中には家族のお小遣いや交際費、理美容院のカット代が含まれています。小学生のうちはお小遣いの金額はわずかですが、中学生、高校生となるとお小遣いも増えますし、オシャレにお金がかかるようになるかもしれません。