富裕層でなくても不動産投資ができる理由1. 中古マンションならサラリーマンでも投資できる
富裕層でなくても不動産投資を始められる理由の1つ目が、先ほどお伝えした「区分所有で中古」という選択肢があることです。
「区分所有で中古」、つまり中古のマンション1室なら比較的価格が低いため、条件を満たすサラリーマンであれば十分に投資可能なのです。
例えば不動産投資物件の情報を扱うサイトを見ると、都心でも中古のワンルームマンション1室なら、1000万台後半から物件があります。
仮に2000万円の物件を年利2.5%、30年返済の不動産投資ローンで借入すると、毎月約7万9000円の支払いです。もし家賃が返済より高く設定できれば、余剰分が収入になります。
また将来返済が終われば、家賃がそのまま収入になるのです。
富裕層でなくても不動産投資ができる理由2. 不動産投資はローンで始められる
そして富裕層でなくても不動産投資を始められる2つ目の理由が、既に触れた不動産投資ローンを使って物件を購入できる点です。しかも特別に高収入でなくても、融資条件を満たせばローンを利用できるのです。
参考にあるSMBC信託銀行の、ローンを利用できる人の条件を紹介します。
- 借入時の年齢が満18歳以上、完済時年齢が80歳の誕生日までの方
- 金融機関指定の団体信用生命保険に加入できる方
- 日本国籍または日本に居住されている外国籍の方
- 前年度年収(自営業の方は所得)700万円以上で安定した収入がある方
あくまで一例ですが、この条件を見る限り年収が何千万円も必要ということはありません。
また用意する自己資金も「物件購入金額の10%程度」としている金融機関もあり、こちらも富裕層のように何千万円もの現金が必要というわけではありません。
実際の融資実行には審査が行われますが、安定して700万円以上の収入があり1割程度の自己資金があれば、不動産投資を始められる可能性があるということになります。