【大学教授になるには】博士課程に進学するのはコストとリスクが大

王道は、大学を卒業してから修士課程、博士課程に通って博士号を取得することですが、それにはコストがかかります。同期が5年間会社員等として稼いでいる時に自分は授業料を支払っているわけですから。

しかも、博士号が取得できるとは限りませんし、取得できても就職できるとは限りません。上記のように、博士号を持ったライバルたちが大勢いて少ない大学教員ポストを争っているわけですから。

博士号を取得出来なかった場合や、出来ても大学教員のポストが見つからない間は、アルバイトをして食い繋ぐ必要があります。それがいつまで続くかわかりませんし、奨学金の返済負担も重いでしょう。

大学教授は、なってしまえば素晴らしい身分なので、コストとリスクをものともせずに突き進む、というのも十分あり得る選択肢だとは思いますが、コストとリスクが大きすぎて避けたい、という人は、社会人大学院という選択肢もあります。