【住宅ローン】返済負担率をどう考えるべきか
どれくらいの返済負担率が適正かを考えるときには、統計データなどを参考にしすぎるのは賢明ではありません。返済負担率20%前後で借り入れている人が多いとはいえ、その返済額では負担になるのか、あるいはもう少し負担を上げられるのかは自分次第です。
現在、賃貸住宅に住んでいる方は、今の家賃と負担感から返済負担率を検討してみるのも良いでしょう。
ただし、住まいを購入すれば今後、賃貸住宅にはない固定資産税が課税され、メンテナンスや修繕にかかる費用も自己負担となります。マンションであれば、管理費や修繕積立金も。これら住まいの維持にかかる費用についてもしっかり認識し、借り入れ額を検討することが大切です。
参考資料
- 住宅金融支援機構フラット35「住宅ローン利用者の実態調査(2021年10月調査)」
亀梨 奈美