「富裕層」と呼ばれる人はたった2.45%

お金持ちと呼ばれる方の中には、さまざまな方がいるものです。まずは野村総合研究所の資料を参考にして、お金持ちの定義を確認しましょう。

出典:野村総合研究所「日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆と推計」

【富裕層】世帯数/世帯の純金融資産保有額

超富裕層(5億円以上)
●8.7万世帯/97兆円

富裕層(1億円以上5億円未満)
●124.0万世帯/236兆円

準富裕層(5000万円以上1億円未満)
●341.8万世帯/255兆円

アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満)
●712.1万世帯/310兆円

マス層(3000万円未満)
●4215.7万世帯/656兆円

※「純金融資産保有額」…預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険などの世帯として保有する金融資産の合計額から、負債を差し引いた金額のこと。

一般人と考えられる「マス層(3000万円未満)」は、4215.7万世帯。

一方で、「富裕層(1億円以上5億円未満)」と呼ばれる方は124.0万世帯。「超富裕層(5億円以上)」と合わせると132.7万世帯です。

富裕層と超富裕層は2.45%。お金持ちになるのはどれほど難しいかが分かります。

では、お金持ちと一般人の違いを確認していきましょう。