2022年度がはじまり、すでに一か月半が過ぎようとしています。
それぞれが新しいステージの第一歩を踏み出していると思いますが、初めて自分で収入を得る新社会人にとっては、期待も不安も大きいのではないでしょうか。
また、自分の収入が多いのか少ないのか気になる方が多いと思います。厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査」によると、日本人の世帯平均は中央値で437万円です。
もちろん働き方や家庭の状況で異なりますが、世帯平均400万円台が日本の「ふつうの世帯」と言えるでしょう。
そこで今回は「ふつうの世帯」である年収400万円台に注目して実際の貯蓄や中央値などお金事情を考察していきます。
年収400万円台の貯蓄額・負債額の確認
総務省統計局の総務省統計局総務省統計局 「家計調査報告(貯蓄・負債編)詳細結果表(2020年(令和2年)」から年収400万円台の貯蓄額と負債額の内訳を確認してみましょう。
次で、年収400万円~450万円と、450万円~500万円に分けて確認します。