世界の平均年収は?日本とどのくらいの差があるのか
日本とは対象的に、世界経済は成長が続いています。OECDが調査する平均賃金のデータから、世界との年収格差をみてみましょう。
2020年の平均賃金トップはアメリカで、6万9392ドルです。1ドル120円で日本円に換算した場合、約832万円の平均年収だと計算できます。
一方、日本は加盟35ヵ国中(イスラエル、コロンビア、コスタリカ除く)22位の3万8151ドル(約457万円)です。
3万8151ドル(日本)÷6万9392ドル(アメリカ)=約55%
冒頭に述べた通り、日本の平均賃金は同じ先進国であるアメリカの平均賃金に対し、約半分だと言えますね。
そして、ランキングから分かるように、18位の韓国の4万1960ドル(約504万円)やOECD加盟国の平均4万9165ドル(約590万円)をも下回っています。
日本より順位の低い国は、スペインやイタリア、ハンガリー、チリ、メキシコなど、経済や国内情勢の安定していないといわれる国が多いですね。
日本と世界との格差は広がり続けていると言えるでしょう。