生活を考えた上で求められる経済力
いつの時代においても、多くの女性がパートナーに「経済力」を求めています。しかし、女性たちの多くが贅沢したいがゆえに経済力をパートナーに求めているわけではないはずです。
生活費や養育費、老後資金について考えた上で男性に「経済力」、ないし「年収600万円」を求めているといえるのかもしれません。
結婚相手には「経済力」のみならず、「人柄」や「価値観」も重要です。しかし、現実問題として、まだ女性が育児などで働き方をセーブすることが多い現代では、男性に経済力がない場合には生活が厳しいものになると懸念されます。
年収600万円は贅沢な暮らしはできないものの、家族とともにささやかな楽しみを感じながら、子どもをある程度安心して育てられる年収といえるでしょう。現代は共働き世帯も多いため、妻が働くことで貯蓄や教育費、趣味などにまとまった金額を割り当てることができるようにもなります。
参考資料
- 厚生労働省「令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
- 国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」
- 国税庁長官官房企画課「令和2年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」
- PRTIMES「【調査】結婚相手に求める条件とパートナーの年収 女の本音はやっぱり「経済力」! “パートナーの価値観を変え、年収アップさせる秘訣”をプロが伝授」
- 総務省統計局「家計調査 家計収支編 2020年」
西田 梨紗