日本に年収600万円の男性はどのくらいいるの?

前述の調査では、未婚女性の多くが結婚相手に「600万以上 800万円未満」の年収を望んでいるという結果になりました。

対して、国税庁の調べによると日本の平均年収は433万円です。平均年収を考慮すると、年収600万円は一般水準よりもはるかに高いことがわかります。

国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」では、年収600万円台の男性は全体の9.2%という結果になっています。

あわせて、同調査の報告書において注目すべき箇所は、年収600万円台の男性の平均年齢は45.2歳という点です。

厚生労働省によると、2020年における男性の初婚年齢は平均で31.0歳、女性は29.4歳。

婚活女子のボリューム層である20代後半から30代前半の女性が年齢が近く、かつ年収600万円以上稼ぐ未婚男性と出会うことのハードルの高さを窺えます。

業種によって給与に開きがあるため、高収入の男性と結婚を望む女性は男性の職業に着目してみることをおすすめします。

国税庁企画課が発表した「令和2年分民間給与実態統計調査結果について」によると、「電気・ガス・熱供給・水道業」が最も高額な給与水準となっており、金融業・保険業、情報通信業、学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業、建設業、製造業なども給与水準が他の業界と比較して高くなっています。