長かったゴールデンウィークも終わりを迎えます。休み明けには自分のキャリアを見つめ直す方も多くなるでしょう。

「自分の給与水準は高いのか低いのか」が気になる方もいますよね。

公務員の場合は業績と給与が連動しないため、比較的安定した生活を送れるイメージがあるかもしれません。

ただし、ここ最近の公務員の賞与は民間に合わせて減少傾向にあります。公務員の給与やボーナスは、民間に合わせて調整される仕組みにあるのです。

それでは、国家公務員の毎月の給与は実際いくらなのでしょうか。

今回は公的資料を参考に、「国家公務員」が毎月受け取る給与にフォーカスをあててみます。

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1. 国家公務員とはどんな職業なのか

ひとくちに公務員といっても、その職業はさまざまです。

まず国家公務員と地方公務員に分かれており、役所などで地方行政を担うのは地方公務員です。

国家公務員とは国の業務に従事する職員で、省庁職員、自衛官、大使、裁判官、国会議員、検察官などが含まれます。

人事院の「令和3年国家公務員給与等実態調査の結果」によると、2021年4月1日現在で給与法等の適用を受ける常勤職員は25万3000人でした。