2. 民間企業の平均給与は433万円。業種別ではどうか

民間企業の平均給与は下記の通りです。

1年を通じて勤務した給与所得者の１人当たりの平均給与は433万円で、平均年齢は46.8歳と（男性46.8歳、女性46.7歳）なっており、また、平均勤続年数は12.4年(男性13.9年、女性10.1 年)でした。

この給与は業種によっての差も大きく、1年を通じて勤務した給与所得者の1人あたりの平均給与を業種別にみていきましょう。

給与がもっとも高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の715万円、次いで「金融業、保険業」の630万円という結果となっています。

出所：国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」(令和3年9月)

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では、平均給与を年齢階層別にみていきましょう。

出所：国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」

1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与を年齢階層別にみると、男性では60歳未満までは年齢が高くなるにしたがい平均給与も高くなっています。

55～59歳の階層（668万円）が最も高くなっているものの、女性は男性と比べて年齢による差は顕著ではないといえます。