斉藤工さんと泉里香さんが「幸せなら手をたたこう」の曲に合わせて歌うのが特徴的な、求人専門の検索エンジン・indeed(インディード)のCMは見かける機会が多いでしょう。
ソニーグループ企業であるSMN社の子会社であるゼータ・ブリッジが2022年4月22日に発表した「2022年3月度テレビCM放送回数ランキング」によると、indeedのCM放送回数は全国6位となっており、その体感の裏付けにもなっています。
しかし、indeedが日本に上陸したのが2009年で、日本法人がリクルートに買収されたのが2012年、というと非常に意外な印象かもしれません。
今回はその道のりを具体的に振りかえりたいと思います。
1. Googleトレンドで見るindeedの歴史
Googleトレンドのデータを用いて、日本における「indeed」の検索トレンドをグラフ化しました。
2009年11月頃から検索人気度が徐々に上昇しているのは、日本での運営開始時期とも合致しています。
続いて、株式会社リクルート(当時)がindeedを買収した2012年頃から、検索トレンドも少し盛り上がり始めています。
そして、CM放映が始まった2017年頃から急激に検索人気度が上がり、現在は安定的に検索量がある状態を維持しています。