「年収600万円」手取りはいくら?
年収600万円といっても、その生活はイメージが湧きにくいですよね。
実際の手取りはいくらになるのか、国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」を参考に確認しましょう。
- 平均年齢:46.6歳
- 平均勤続年数:17.7年
- 平均給料・手当:524万円
- 平均賞与:122万8000円
- 平均給与(年収):646万8000円
平均年収は約646万円。
月の額面給与は43.6万円程度なので、社会保険料や税金等を抜くと、個人差はあるものの月の手取りは33万円ほどでしょう。
月33万円では独身であればゆとりのある生活が過ごせるでしょう。
家族の場合、お子さんの人数やお住まいの地域、教育水準などによっては貯金ができないというご家庭もあるでしょう。年収も大切ですが収入に見合った生活を送ることが重要といえます。
将来のために今からできること
年収600万円を超えている人は意外と少ない印象でした。今回のように男女別に比較してみるとまだまだ男女の収入差を感じます。
あわせて、収入の高い業種を見てきましたが、高い専門性が求められる以上、なかなか簡単に職を変えるというのも難しそうです。
そうした中で将来に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
「塵も積もれば山となる」ということわざがありますが、たとえば積立投資などで少額からでも時間をかけてあげることで、大きな資産を築くことも可能です。
投資にはリスクがありますが、以前よりは自分のリスク許容に合った金融商品を見つけるのも容易になりました。
貯金だけで将来のお金の準備に限界を感じている方は、リスクなどをしっかり確認し、自分のリスク許容度に合った安心してはじめられる金融商品を探してみてはいかがでしょうか。