50代「年収500~750万円未満」貯蓄の中央値は500万円

次に50代世帯を見ていきましょう。

50代「年収500~750万円未満」の金融資産保有額

平均1134万円・中央値500万円

  • 金融資産非保有:18.1%
  • 100万円未満:6.0%
  • 100~200万円未満:8.0%
  • 200~300万円未満:4.3%
  • 300~400万円未満:5.4%
  • 400~500万円未満:4.7%
  • 500~700万円未満:8.7%
  • 700~1000万円未満:10.0%
  • 1000~1500万円未満:8.0%
  • 1500~2000万円未満:5.7%
  • 2000~3000万円未満:7.4%
  • 3000万円以上:11.0%
  • 無回答:2.7%

平均は1000万円を超えましたが、中央値は500万円と40代とさほど変化がありません。

内訳は貯蓄のある世帯で最も多い順に「3000万円以上(11.0%)」「700~1000万円未満(10.0%)」「100~200万円未満(8.0%)」「1000~1500万円未満(8.0%)」。

50代では最も多い貯蓄が「3000万円以上」で約1割。貯蓄を1000万円以上保有している世帯が32.1%です。

貯蓄ゼロ世帯は40代に比べて減るものの約18%。貯蓄200万円未万世帯も32.1%と、貯蓄の二極化傾向が見られました。

50代ならまだ住宅ローンが残っている方も多いでしょう。教育費は落ち着く方が多いですが、住宅ローンを払いながら十数年で老後資金を準備することになります。