家賃交渉をする前にしておくべき2つのこと

ここからは、家賃交渉をする前にやってくべきことを紹介します。

家賃交渉をする前にしておくべきこと1. 周辺の家賃相場を調べる

家賃交渉をする前に、まずは周辺の家賃相場を調べましょう。もし物件の家賃が周辺相場より高いようなら、それを材料に家賃交渉ができます。

具体的には賃貸物件の情報サイトで、予算よりも少し高めな物件も探すようにします。その物件の中に、条件は希望と合っているものの周辺相場よりも少し高めな物件があれば、そこに家賃交渉をしてみるのです。

また入居した後でも、契約の更新時期が近づいたら周辺の物件情報を調べてみましょう。入居したときから家賃の相場が下がっていれば、契約更新の条件に家賃の値下げを交渉できます。

家賃交渉をする前にしておくべきこと2. 物件の周辺環境をチェック

家賃を交渉する前は、物件の周辺環境もチェックしてみましょう。「駅から遠い」「買い物が不便」など、マイナスな条件があれば交渉の材料になります。

ポイントは「色が悪い」など、無理にこじつけたような条件を材料にしないことです。オーナーが「確かにそうだな」と感じるようなことでないと、交渉は成功しにくくなります。

また入居後でも、環境の変化は家賃交渉の材料になります。例えば「近くのスーパーが閉店して不便になった」「目の前に高層の建物ができて日当たりが悪くなった」「パチンコ屋ができてうるさくなった」などです。

入居したときに比べてマイナスになった条件があれば、それを伝えてみましょう。ただしこちらもオーナーが、納得しやすい条件であることが大切です。