2. これからの旅客数はどうなるか

日本空港ビルデング株式会社は「2022年3月期 第2四半期決算説明会資料」にて、「国内線は2022年3月にコロナ禍前の水準へ、国際線は2023年度内に発着枠拡大後の計画水準へ」と宣言しています。

しかし、旅客数の推移を見た限りでは楽観的な予測であると感じてしまいます。

もちろん、2020年度よりは2021年度の方が多く、2022年度の方が多い……というように徐々に回復してくるとは思いますが、2020年度から2021年度の回復率を見ていると、いきなり300%となってV字回復するとは考えにくいです。

また、コロナ禍において経済活動をするべくテレワークが急速に普及し、商業施設の人数制限や列に並ぶ間隔の確保も継続されています。

結果として、ここ2年で人々の生活様式は大きく変わり、仮に「通常通りのGWを過ごす」ように心がけたとしても、人の動きが「コロナ禍前」に完全に戻ることは考えにくい状況です。

航空業界にも「コロナ禍前には戻れない」ことを認識した打ち手が特に求められると言えそうです。

参考資料

當瀬 ななみ