国民年金の保険料はどのように決めるのか
日本年金機構によると、国民年金の保険料は下記の計算式で決まるとされています。
毎年度の国民年金保険料＝平成16年の制度改正で決められた保険料額×保険料改定率（※）
（※）保険料改定率＝前年度保険料改定率×名目賃金変動率（物価変動率×実質賃金変動率）
平成16年の制度改正で決められた保険料額とは次の通りです。
出所：日本年金機構「将来の国民年金保険料額の決め方」
- 2005年度：1万3580円
- 2006年度：1万3860円
- 2007年度：1万4140円
- 2008年度：1万4420円
- 2009年度：1万4700円
- 2010年度：1万4980円
- 2011年度：1万5260円
- 2012年度：1万5540円
- 2013年度：1万5820円
- 2014年度：1万6100円
- 2015年度：1万6380円
- 2016年度：1万6660円
- 2017年度：1万6900円
- 2018年度：1万6900円
- 2019年度以降：1万7000円
こちらに改定率が加わることで、実際の保険料額が決定されるという仕組みです。これまで毎年280円ずつ引き上げられていましたが、2019年以降の基準額は1万7000円で固定されています。
今後の物価や賃金の伸びに合わせて、実際の保険料は毎年改定されていくでしょう。
