「年収600万円」は中流階級?
では、さらに詳しく「年収600万円」を解説していきます。
国税庁の調査の「第3表 給与階級別の総括表」より、「年収600万円台」の方の背景を確認しましょう。
- 平均年齢:46.6歳
- 平均勤続年数:17.7年
- 平均給料・手当:524万円
- 平均賞与:122万8000円
- 平均給与(年収):646万8000円
「年収600万円」は勤続年数が長く、キャリアを重ねた方がもらえる水準だと言えそうです。
また、平均給料から毎月給料を計算すると、約43.6万円です。社会保険料や税金を引くと手取りは33万円程度となります。
独身であれば比較的余裕のある生活ができるでしょう。
一方、家庭をもつ人は月33万円で配偶者や子どもの生活費とまかなうには充分ではないかもしれません。
そのため、中流階級かどうかは、それぞれの世帯状況によって変わってくるといえるでしょう。