「生命保険」を見直すタイミングとは
火災保険や自動車保険は短期の保険期間となることが多く、更新の度に見直すチャンスはあります。しかし終身タイプの生命保険であれば、「一度入ればそのまま」というケースも珍しくありません。
同調査から、「生命保険を乗り換えたきっかけ」をみていきます。
保険の乗り換えでもっとも多かったタイミングは「結婚」でした。その後「保険料が払えなくなった、高いと感じたため」、「見直し・乗り換えについて考える機会があった」、「妊娠、出産」、「転職」と続きます。
保険を見直すタイミングは大きく
- ライフステージの変化
- 家計の見直し
に二分されます。
ライフステージの変化
例えば結婚するタイミングでは、お互いに「万が一のことがあったときの配偶者の保障」を確保するため、死亡保障を増額するケースがあります。
また医療保険でも「働けなくなったときの生活保障」を見越し、入院給付金を増額したり「就業不能保障特約」を付加したりすることも。
保障を手厚くすれば保険料も上がるため、保険ごと乗り換えることで保険料の上昇を抑えるのです。
家計の見直し
反対に保険料を負担に感じて保険を乗り換えることもあります。ただし、生命保険は年齢があがるほどに保険料もあがります。若い頃に入っていた保険を解約して新しい保険に入るとなると、多くの場合保険料があがるでしょう。
それを踏まえると「保険料を安くする」=「何かの保障を削る」ことが多いです。保障内容の認識が不十分だと、その後の「後悔」につながりやすくなるのです。