4月3日は「資産運用の日」です。
資産運用業務を行うフィデリティ投信が、「し(4)さん(3)」の語呂合わせから制定しました。
春は新生活が始まるシーズンであり、就職や転職を機に収入が増えるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は投資信託を取り上げ、三菱UFJ国際投信、三井住友DSアセットマネジメント、アセットマネジメントOneの3社の商品を例に、基礎知識やメリット、手数料、おすすめの選び方について解説します。
投資信託の説明
投資信託は、投資の対象として主に株式と債券、不動産(REIT)があります。
株式なら場合によっては数百社の企業の株式を、債券なら数十カ国の公債や数百社の社債を一つにまとめ、それを詰め合わせたのが投資信託です。
投資信託のポイント
- 1. 投資家から集めたお金を一つの大きな資金とする(=ファンド)
- 2. 運用の専門家(=ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資・運用する
- 3. 各投資家の投資信託の購入金額を元本として、運用成果が投資家にとってのリターンまたはロスとなる
3にあるように、プロであるファンドマネージャーが運用したとしても、損が発生する可能性もあるのです。
投資信託の仕組みについて、もう少し詳しく説明していきます。
まず、投資信託を始める時、銀行や証券会社(=販売会社)で投資信託の売買や、管理のための証券口座を開きます。
投資家は銀行や証券会社の人のアドバイスなどを参考にしながら、どの投資信託を購入するのか選択します。
この投資信託の口座は信託銀行にて分別管理されます。
つまり、口座を開いた銀行や証券会社が破綻しても、投資家の資金は守られていることになります。
管理するのは信託銀行ですが、肝心の運用方針を考えるのは別会社の運用会社です。
運用会社は方針に沿って信託銀行に指示を出し、信託銀行は指示に従って資産を売買し、運用管理していきます。