日経平均株価の動向

日経平均株価の3カ月間の推移

出所:日本経済新聞「日経平均株価」

2022年4月8日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は、前日比97円23銭高の2万6985円80銭でした。

3日ぶりの反発ですが。前日までの大きな下げに比べると、上げ幅はわずかでした。

心理的な節目となる2万7000円も終値ベースで割り込みました。

2022年4月4日には東証の市場区分が再編され、プライム、スタンダード、グロースの3市場が始動しました。

しかし、積極的な売買にはつながらず、ご祝儀相場にもなりませんでした。

週間の売買代金も前週の旧東証1部を下回りました。

盛り上がりに欠けた要因としては、上場維持基準を満たさない銘柄が、経過措置の適用を受けて数多く残ったことだと言われています。

目新しさがなく買い控えとなりました。

むしろ、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めへの警戒感から売りが出やすい局面となりました。