吉野家の業績はどのように推移したのか

株価がコロナ蔓延前を上回れない理由を説明する前に、まず吉野家の業績を振り返ります。

株式会社吉野家ホールディングスのIR情報より筆者作成

営業利益の推移

  • 2017年2月期:1,865百万円
  • 2018年2月期:4,019百万円
  • 2019年2月期:104百万円
  • 2020年2月期:3,926百万円
  • 2021年2月期:-5,335百万円
  • 2022年2月期(会社予想):2,700百万円

コロナ前と置いた2019年12月30日はこの中で、2020年2月期に当たります。

2020年2月期というと、営業利益が3,926百万円と、前後の期と比較してかなり好調な期でした。

また、2022期2月期の営業利益予想もこの金額に達しない見通しです。

では、株価が今もこの時の水準を上回れていないのは、業績だけが要因なのでしょうか。