1~5位までの人物の「上司としての魅力」は?

1~5位までの人物の上司としての魅力はどこにあるのでしょうか。同調査のコメントとともに見ていきましょう。

1位:織田信長

Z世代が織田信長に抱くイメージは次の通り。

  • 「考え方が素敵」
  • 「奇抜な考えでみんなを引っ張ってくれそう」
  • 「遠い時代まで名を残せるのはすごい」

子ども時代は「尾張の大うつけ」と呼ばれた信長ですが、勝ち目はないと言われた桶狭間の戦いで歴史的な勝利をあげ、長篠の戦いでは鉄砲を活用したことなどから天才とも言われます。

戦国時代の真っ只中に、あと少しで天下統一をなし得たそのカリスマ性が現代においても若者の心を捉えるのでしょう。

2位:卑弥呼

2位にランクインしたのは邪馬台国の女王・卑弥呼です。

  • 「統率力がありそう」
  • 「どうしたら、成功するか占って貰う」
  • 「まとめるのが上手そう」

1800年前の人物ゆえ謎に包まれた部分も多いですが、占いやまじないで国をまとめて政治を行った卑弥呼の統率力は、多くの方の印象に強く残るのでしょう。

3位:坂本龍馬

幕末に坂本龍馬の仲介により、1866年には薩長同盟が成立。その交渉力を尊敬するZ世代が多いようです。

  • 「交渉が上手と思うのでポイントとか仕事に役立つことを教えて貰えそう」
  • 「度胸があって、尊敬する」

交渉力はもちろんのことながら、立場の違う人の考えも受け入れる柔軟な考え方や、実現が不可能と思われることを成功させる行動力などは見習うところも多いでしょう。

4位:福沢諭吉

1868年に慶應義塾を設立し、1万円札の顔ともなっている福沢諭吉。

  • 「元々教育者であったことから、何かと教わることが多そう」
  • 「人としていいこと、ためになることを教えてくれそう」

『学問のすゝめ』で書かれた「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず 」は今でも有名ですね。この文言の後には続きがあり、世の中の不平等を埋めるためにも学問が大切であると述べられています。

福沢諭吉が上司であれば、丁寧に仕事を教えてくれ、またその考え方や姿勢に良い刺激を受けそうですね。

5位:紫式部

5位以内に2人目の女性でランクインした紫式部。

  • 「感性?が面白い」
  • 「百人一首にも選ばれているとても優れた女性であり、歌人で、ずば抜けている頭脳に尊敬」
  • 「恋愛の話をしてくれそう」

世界最古の長編小説と言われる『源氏物語』を書いただけあり、頭脳明晰な印象があります。

仕事だけでなく、恋愛などプライベートの相談もできそうですよね。