4月から値上げラッシュが加速します。
これまでもじわじわと値上げが続き、家計に響いていたものの、ここに来て一気に値上げが加速したことが実感されます。
食品一つ一つは小さな値段でも、月の支出になると影響は大きいですよね。
一般的にみんなの食費はいくらぐらいなのか気になるところです。
そこで今回は総務省の資料を参考にしながら、30~40代の食費事情に迫ります。子育て世帯も多くいると予想される年代では、平均でいくらぐらいの食費がかけられているのでしょうか。
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まずは支出額全体をチェック
食費を見る前に、家計全体での支出額を年代別に確認していきましょう。
総務省の「家計調査報告(家計収支編)二人以上の世帯―2020年(令和2年)」によると、消費支出(生活費)の全年代における平均額は27万7926万円でした。
年代別の消費支出額
- ~34歳:26万1996円
- 35~39歳:26万8725円
- 40~44歳:29万7074円
- 45~49歳:33万3865円
- 50~54歳:33万7847円
- 55~59歳:32万1695円
- 60~64歳:29万3170円
- 65~69歳:27万4798円
- 70~74歳:24万6656円
- 75~79歳:23万977円
- 80~84歳:20万8996円
- 85歳~:20万413円
ちなみに消費支出とはいわゆる生活費のことで、日常の生活を営むに当たり必要な商品やサービスを購入して実際に支払った金額を指します(総務省統計局「家計調査 用語の解説」より)。
生活費のピークを迎えるのは50~54歳で、月額33万7847円となっています。
その年齢から、子どもの教育費や食費などが家計を圧迫する家庭が多いと予想できますね。30~40代の方にとっては、これからますます生活費がかかる可能性が高いということです。