食費は年代ごとに変わるのか

それではいよいよ年代ごとの食費を見ていきましょう。

同じく総務省の「家計調査報告(家計収支編)二人以上の世帯―2020年(令和2年)」を参考にします。

年代別の食費額

  • ~34歳:6万2855円
  • 35~39歳:7万5106円
  • 40~44歳:8万959円
  • 45~49歳:8万5406円
  • 50~54歳:8万3189円
  • 55~59歳:8万2138円
  • 60~64歳:8万146円
  • 65~69歳:7万7893円
  • 70~74歳:7万3924円
  • 75~79歳:7万290円
  • 80~84歳:6万4866円
  • 85歳~:6万3244円

食費がピークを迎えるのは40~44歳のようです。ただし60代前半までは月額8万円を超えていますね。

上がった食費はなかなか下げることが難しいと言われています。

続いて消費支出に占める食費の割合、いわゆるエンゲル係数も確認しましょう。

年代別のエンゲル係数

  • ~34歳: 24.0%
  • 35~39歳:27.9%
  • 40~44歳:27.3%
  • 45~49歳:25.6%
  • 50~54歳:24.6%
  • 55~59歳:25.5%
  • 60~64歳:27.3%
  • 65~69歳:28.3%
  • 70~74歳:30.0%
  • 75~79歳:30.4%
  • 80~84歳:31.0%
  • 85歳~:31.6%

エンゲル係数で見ると、30~40代にかけてむしろ減少傾向にあることがわかります。85歳以上が一番高くなっていますね。