「富裕層」と呼ばれる人たちの仕事に対する意識や資産管理などは、一般人である私たちにとっても学ぶところが多いものです。
筆者は以前、証券会社に勤めていましたが、富裕層から思考や行動を学び生活に取り入れることはプラスになることが多いと感じていました。
今回はMastercard最上位クラスのクレジットカードであるLUXURY CARDが行った「2021年の新富裕層の消費動向」を参考に、富裕層の消費行動を紐解きながらその思考を見ていきます(2022年3月30日公表)。
2021年最も伸びたのは「納税やクラウドサービス関連」
同調査によると、LUXURY CARDの利用額で2020年に比べて2021年最も伸びたのは「納税」で、昨対比530%でした。
世の中のキャッシュレスの波でカード納税が進んでいますが、富裕層はいち早く取り入れ、ポイントを貯めていることがわかります。
次に 「ソフトウェア、クラウドサービス、広告費等」は昨対比230%とこちらも大幅に伸びています。
コロナ禍による影響もあり、ビジネスシーンでのDXが進んでいることがわかります。