用土

アジアンタムは多湿を好みますが、病害虫を防ぐためにも水はけのよい土で育てます。市販の観葉植物用の土でも問題なく育ちますが、培養土に加え腐葉土や赤玉土、バークチップなどを混ぜ込んでもよいでしょう。

水やり

Kate.cat/Shutterstock.com

アジアンタムは寒さが苦手で、冬は生育がゆっくりになります。そのため、季節や気温に応じて水やりの方法を変えるとよいでしょう。

春~秋の生長期は、土表面が乾いたらたっぷりと水をあげるようにします。葉がしおれてきたり元気がないのは、水切れのサインかもしれません。水やりをして様子をみましょう。数時間後には再び元気になるはずです。

アジアンタムの生長が緩慢になる冬は、水やりの回数を減らします。水やりのタイミングは土表面が乾いてから2~3日後が目安。冬は乾燥気味になるので、葉水の回数は増やしましょう。

肥料

アジアンタムは肥料を与えなくても十分育ちますが、与えたほうが生長が早くなります。肥料を与える時期は、春~秋の生育期です。適宜、緩効性肥料や液体肥料を与えましょう。

緩効性肥料は2カ月に1回、液体肥料は7~10日に1回のペースがおすすめ。使う肥料のパッケージにある用法用量を守って使用しましょう。化成肥料を使うと、コバエの発生も予防できます。