レポート執筆で大切なことを把握するにはどうすればいい?
レポートを書くために大切なのが、
- 「調べたこと」と「自分の意見」を分けて書くこと
- 「調べたこと」については、参考文献を示して明確にすること
- 「コピペ」「剽窃」をしないこと
の3点なのですが、これを忠実に実行するのは実はそう簡単ではありません。
特に、「コピペ」「剽窃」については、発覚した場合は単位はく奪や退学などの強いペナルティがあるにもかかわらず、大学を卒業しているはずの方が、インターネット上の資料をコピペした文章を提出してくる……という頭が痛い事態も起きています。
大学公式のレポートの書き方の資料は、研究する上で重要なポイントが網羅的にしっかりまとめられているのですが、読む気がない人にとっては「読みづらい」資料でもあります。
大学公式の資料を読んでもわからない、ピンと来ない時にお勧めしたい本があります。
山口裕之『コピペと言われないレポートの書き方教室』という本です。
この本については私も比較的最近読みましたが、レポートを書くにあたって大切なことが、1~2時間で読める量で、簡単な文章でまとめられているので「すぐ読めて、大事なことがわかる」本でした。
レポートの書き方に困った時にはこの本を強くお勧めします。
一見、タイトルは「レポートを適当にやり過ごせばいい」というノウハウ本っぽく思われるのですが、実際の中身は「自分の意見」をどう書けばいいのか、などレポートを書くうえで本質的に大事なことをしっかり解説していっている本なのです。
4月は新しいことをする意欲も高まりやすいタイミングです。
この時期に、しっかり正しい知識を得られるようにしていってほしいと思います。
参考資料
當瀬 ななみ