50代の「おひとりさま」

次に、同資料を基に50代「おひとりさま」の貯蓄額の内訳を見てみましょう。

出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和2年調査結果」

50代の「おひとりさま」の約半数も、金融資産が0~100万円未満となっています。
ただし、40代よりも金融資産がない人が増えていることがわかります。
また、1000万円以上の貯蓄をしている人は20.2%と、40代よりも増えています。

つまり、金融資産がない人とある人の差は、年代が上がるにつれて拡大しているといえるでしょう。
老後の手前になって、年金だけじゃ生活が難しいと気づく前に、若いうちから貯蓄の習慣はつけておけるとよいですね。