ペチュニアを元気に育てるためのコツ

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ペチュニアを健康に管理し、長く楽しむために必要な作業を紹介します。

摘芯

先端の芽をカットすると枝数が増え、より多くの花を咲かせるようになります。植え付け後、2週間ごろが摘芯のタイミングです。

花がら摘み

3~11月の開花期には、こまめに花がらを摘むのが理想です。終わった花を早く摘むと、養分が効率的に行き渡るので、無駄なエネルギーを消費せず花つきがよくなります。

株の風通しもよくなるので、蒸れによる株の傷みや病害虫を防ぐことができます。花がらは根元から取りましょう。

枯れ葉の処理

枯れた葉や黄色く変色した葉は、気づいたらすぐ取り除きましょう。大きく育った葉が株もとを覆ってしまうと、風通しが悪くなります。健康な生育のためには下葉の処理も大切です。

切り戻し

梅雨前を目安に、株全体を半分まで切り戻しましょう。ペチュニアは先端にしか花を付けないので、株全体をこんもりと咲かせるためには切り戻しが効果的です。

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切り戻しをすることで、株がまとまり花数も増えます。花がら摘みと兼ねておこなうとよいでしょう。

まとめにかえて

ペチュニアは生育期間も長く、春から秋まで楽しめる花。品種改良も盛んで、様々な種類が出回っています。

ペチュニアは今が見ごろ。ホームセンターや園芸店もたくさんの種類が並んでいるので、お気に入りの苗を見つけられそうです。上手に育てて、長く楽しみたいですね。

大城 望