一つひとつ自分を知っていくこと
自己肯定感は「肯定」という言葉を使うためポジティブな印象を受けますが、高めるために必要なのは「自分を知る」ことです。
自分を知って受け止めることを「自己受容」といいますが、自己受容をして初めてどんな自分でも肯定できるようになるでしょう。
自分は何が好きで、楽しくて、安らいで、飽きることなく続けることができるのか。
逆に自分は何が嫌いで、苦手で、できないのかといったことを把握することも重要です。
誰しも失敗するものですが、落ち込み過ぎずに事実を受け止め、後悔ではなく反省する意識をもつのも良いでしょう。
一つひとつ自分を把握できたら、自分に合わないものは手放して、好きなものを身の回りに置くこともおすすめします。
自己肯定感が高い人は、自分の好きなモノやヒトを集めている方が多いです。自分の好きなものが身の回りにあることで、より自己肯定感も高まるでしょう。
結婚についても「できる・できない」「選ばれたい」といった他人軸ではなく、そもそも結婚したいのか、どういう人が良いのかといったことを自分の頭で考えて決めましょう。
どんな自分も肯定する自己肯定感は、今後の人生にも大きく関わってきます。人生は選択の連続だからこそ、自分を知って自分に合ったものを選んでくださいね。
参考資料
- PRTIMES「20代~40代女性の自己肯定感を調査 30代未婚女性の約半数が「自己肯定感が低い」と自覚! 現代女性の自己肯定感を著しく下げてしまうあの言葉とは」
- 内閣府「第4回 新型コロナウイルス感染症の影響下における 生活意識・行動の変化に関する調査」
- 内閣府男女共同参画局「結婚と家族をめぐる基礎データ」
宮野 茉莉子