2.ベンチマークを下回る投資信託
投資信託には大きく分けてインデックスファンドとアクティブファンドがあります。
話題の「つみたてNISA」や「イデコ(個人型確定拠出年金)」などの多くは、インデックスファンドが中心です。インデックスファンドとは、ベンチマーク(運用の指標となる指数)に連動することを目指した投資信託のことを指します。
一方、アクティブファンドとは運用会社が独自の見通しや投資判断に基づいて、ベンチマーク以上の収益を獲得することを目指した投資信託のことを指します。そのため、銘柄入れ替えや情報収集にコストがかかるため、インデックスファンドに比べて運用コストが高い傾向があります。
そんなアクティブファンドでも、ベンチマーク以上の収益を獲得できていない投資信託は多く見受けられます。つまり、運用コストが高い割に運用成績は悪いということです。
そのため、アクティブファンドを選ぶときは過去の実績がベンチマークを上回っているかを確認しましょう。
お金持ちは、コスパのよい商品を選ぶ傾向にあるため、運用コストの割に利益が出ているかをチェックします。割に合わない投資信託は選ばないように注意しましょう。