【年金請求書】65歳前から見逃し注意!うっかりポイント3選と対策方法
年金は「一に申請、二に申請、三・四がなくて、五に時効」
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この春定年退職を迎える方も多いです。
定年延長の動きが進む中、「65歳でリタイアし、すぐ年金生活に入る」と考える方も多いのではないでしょうか。
実は年金は申請制です。つまり、請求しない限りはいつまで経っても受け取れないということに。
そこで、今回は65歳になる前から動き始める「年金請求」について順に説明します。「うっかり申請忘れ」が発生しやすいポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
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年金請求は「65歳の3ヵ月前」から始動!
実は年金請求については、誕生日のおよそ3ヵ月から動く必要があります。
まず年金機構より、「年金請求書」が郵送されてくるので内容を確認しましょう。
一時「消えた年金」なども話題となりましたが、記載内容の確認は必須です。事業主から届け出が漏れている可能性もゼロではないので、加入記録については入念にチェックしましょう。
チェックが終われば、請求書に必要事項を記載し「受給開始年齢の誕生日の前日以降」に提出します。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。