申請しないともらえない年金は他にもある!

65歳から受け取る老齢年金に限らず、申請しないと受け取れない年金は他にもあります。

加給年金

加給年金とは年金の扶養手当のようなもので、年金受給者によって生計を維持される家族がいる場合、一定の条件を満たせば支給される年金です。

対象となる家族によって22万4700円や7万4900円が加算されるため、見逃さないよう注意しましょう。

振替加算(1966(昭和41)年4月1日生まれまで)

加給年齢の対象者(配偶者)が65歳になったときは、自分の年金として振替加算がつきます。

年金の受給開始時に配偶者が加給年金をもらっていた場合、配偶者の加算分は打ち切られ、自分の年金額に加算されるという仕組みです。

裁定請求書に『配偶者の年金証書の基礎年金番号・年金コード、配偶者の氏名および生年月日』の記入がない場合は、振替加算が行われないこととなります。

該当する場合は記入漏れがないようしっかり確認しましょう。

年金はいくらもらえる?

まだ年金開始までに時間がある方の場合、年金はいくらもらえるのかわかりにくいですよね。

50歳以上の方は、毎年送られてくるねんきん定期便でおおよその金額がつかめます。ただし見込み分も含まれるため、昇給や降給、転職などで大きく収入が変動した際には注意しましょう。

50際未満の方に送られるねんきん定期便には、これまでの納付実態からの金額しか記載されていません。そのためねんきんネットなどで試算してみるのがおすすめです。